本『深夜特急(6)』沢木 耕太郎 著 新潮社
イタリアに入ったがローマに向かう直行便が無い為、各地方都市を細切れにバスで繋いでいくという方法を取った著者。 旅としては一気にローマへ直行するよりも旅らしい旅になったと思う。
未亡人との出会い。 モナコでのカジノ。 リスボン港から出る290ドルの横浜行き船にだいぶ心動かされる著者。 サグレスでの心あたたまるおもてなし。 パリアパート生活。 そして、最後に大きな勘違い。 自分もここに来るまで一巻で読んだこの目標を勘違いしてた。
最後まで読んで、次はこの小説を映像化したこのドラマ「劇的紀行 深夜特急 [DVD]」を見てみたいと思った。
-@yasuns 「どんなにその国に永くいても、自分にはよくわからないと思っている人の方が、結局は誤らない」 (p110) 深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫) http://t.co/eQm5DnM0 #inbook 2012/04/24 15:34:13
巻末の沢木耕太郎さんと井上陽水さんの対談はその関係が文面に表れていて面白かった。 (陽水さんの方が後輩?)
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