2巻目の舞台は、バンコクから始まる。 そこからマレー半島を南下し、道中のタイの田舎町での出来事。 居心地が良く長滞在したペナン。 マレーシアの首都クアラルンプール。 マラッカを諦めシンガポールへと続く。
最後にシンガポール編で著者はこう言っている。
そこまで沢木さんを虜にしたくらい香港は魅力的なのかな。 まだ行ったこと無いけど、そんなに言われると行ってみたくなる。
また、文庫の巻末には著者の沢木耕太郎さんと俳優の高倉健さんの 対談(1984年)が載っている。 こちらもとても興味深く読んだ。まさかこの二人につながりがあるとは。
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