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観た作品や読んだ作品の記録

2012-01-01から1年間の記事一覧

映画『ジョー・ブラックをよろしく』MEET JOE BLACK 【評価】B ブラッド・ピット

映画『ジョー・ブラックをよろしく』MEET JOE BLACK (1998) 181min 【評価】B 100206 アンソニー・ホプキンスとブラット・ピットの共演は見事だった。 最後のどんでん返しも気持ち良い。 花火は日本寄り。

映画『ラヂオの時間』Welcome back, Mr.McDonald 【評価】B 三谷幸喜

映画『ラヂオの時間』 (1997) 103min 【評価】B 080206 楽しめた。 三谷幸喜作品を観るのはこれで2本目だけど、まだハズレが無い。 ただ、所々自己満足に映るシーンもある。 また、映画ではなくてテレビドラマでやった方が良いのではないかと思ったりもした…

映画『恋人はスナイパー 《劇場版》』【評価】C 内村光良

映画『恋人はスナイパー 《劇場版》』(2004) 112min 【評価】C 060206 アクションはしょぼい。 ストーリーも突飛。 最後のシーンが「ドラゴン怒りの鉄拳」のオマージュだというのはわかった。 ちなみに水野美紀は少林寺拳法1級。 [amazonjs asin="B0001M0A98…

マンガ『グラゼニ 01-07巻』森高 夕次,アダチ ケイジ著 講談社

1,2巻は露骨に年俸の話が多かったが、3,4,5と巻数が増えていくにつれ業界の裏話的なものや解説者の仕事に焦点を当てていてへぇーと初めて知ることが多くワクワクする内容。 金(銭)に強欲な主人公かと最初は思ったが、それだけじゃないんだなとだんだん感じ…

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』【評価】A 緒方恵美

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.』(2009) 108min 【評価】A 231112 TV版とは大幅に変わるストーリー。新キャラの登場。童謡挿入歌。 賛否両論起こるのは当然だと思う。 東浩紀氏のこの言葉が自分の中ではしっく…

映画『天使の恋』【評価】B 佐々木希

映画『天使の恋』(2009) 119min 【評価】B 201112 原作はケータイ小説。だからなのか、ケータイ小説でよく見られるレイプ、いじめ、援助交際、自殺、不治の病といった事象が出てくる。 主演がほとんど演技経験の無いモデルの佐々木希を使っているが、なかな…

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)』【評価】A 庵野秀明

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)』(2007) 98min 【評価】A 191112 公開された新劇場版エヴァQ人気に流されてエヴァを見たくなったけど、まだ当分タイに来なさそうなので前作序と破のDVDを買った。 今回の序は公開当時劇場に観に行っ…

映画『斬~KILL~』【評価】E 押井守

映画『斬~KILL~』【評価】E 181112 オープニングからすごいB級臭。 4本のショートムービーからなるオムニバス形式作品。 1本目は、病院からいきなり渋谷のスクランブル交差点のシーンに変わったのが印象に残った。というかこれが撮りたかっただけだと…

本『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』池上 正樹、加藤 順子 著 青志社

本『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』池上 正樹、加藤 順子 著 青志社 ダイヤモンド・オンラインのこの連載に加筆・編集した本だと言う。 教育委員会と石巻市長、そして元校長はここまで酷い対応だったのかと、この本を読んでるだけの自分が思うのな…

本『本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術』成毛 眞 著 三笠書房

本『本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術』成毛 眞 著 三笠書房 以前読んだ「レバレッジ・リーディング」とは正反対の内容。 既存のいわゆる情弱メディアに批判的なので、合わない人は全く合わないと思う。 そ…

本『最低映画館・お色気映画編』岸田裁月 著 マイカ

本『最低映画館・お色気映画編』岸田裁月 著 マイカ 映画誕生初期から、1990年代までのお色気映画を紹介。 その時代の検閲基準も含めて細かい所まで手の届く解説となっている。 メディアが現存しない古い映画も取り上げてるので学術的?にも参考になる。 [am…

映画『ラストキング・オブ・スコットランド』THE LAST KING OF SCOTLAND 【評価】C フォレスト・ウィテカー

映画『ラストキング・オブ・スコットランド』THE LAST KING OF SCOTLAND (2006) 125min 【評価】C 121112 実話を基にしたストーリーだが、誇張や盛り上げようとしている所が多くある(第3夫人のバラバラ死体の状態、ニコラスの元となった人物の派遣期間は約1…

映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』THERE WILL BE BLOOD 【評価】C ポール・ダノ

映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』THERE WILL BE BLOOD (2007) 158min 【評価】C 121112 最初から最後まで基本的に暗い映画。観終わった後、どんより感が残る。 ダニエル・デイ=ルイスはどの映画でもダニエルなんだよなー このイメージがあるから使いや…

本『ロマンス タムくんのラブストーリー短編集』ウィスット ポンニミット著 太田出版

本『ロマンス タムくんのラブストーリー短編集』ウィスット ポンニミット著 太田出版 とても日本的な画風、コマ割り。 タイ人が日本風なマンガを描いているので注目されているだけかなといった印象。 仮に日本人がこのようなマンガを出しても売れないと思う…

マンガ『球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 01-04巻』石田 敦子著 少年画報社

女性漫画家の少しクセのある絵のタッチは好みがわかれると思う(特に男性)。しかし中身は、女性から見た野球のイメージがよく表現されている。 広島カープのマンガなので広島の話題ばかりになるのはしょうがないと思うが、もっと他の球団の話題も出して欲し…

本『Gene Mapper (ジーン・マッパー)』藤井 太洋著 Taiyo Lav

本『Gene Mapper (ジーン・マッパー)』藤井 太洋著 Taiyo Lav 読み始めて最初に思ったのは、とても理系的な小説だなという事。 英語にルビで日本語訳、遺伝子工学に関する化学用語、インターネットスラング、プログラミング知識これらが全編を通して豊富に出…

本『スロウなアジア』鈴木 博子著 彩図社

本『スロウなアジア』鈴木 博子著 彩図社 写真とディスクリプションを詩的に叙述した本。 アジアの国々に行った時に感じたことを書いてるが、著者はインドに特に思い入れがあるように感じた。 全体的に雰囲気や写真のチョイスは女性が好みそうな本だった。 […

本『最新2013年版 図解 業界地図が一目でわかる本: 激変する日本企業の勢力地図から海外との提携地図まで!』三笠書房

本『最新2013年版 図解 業界地図が一目でわかる本: 激変する日本企業の勢力地図から海外との提携地図まで!』三笠書房 売上高のランキングでこの会社がこの会社より上なのかと驚いたのがいくつかあった。 店舗数が他より少ないのに売上高は上だったりとか、ブ…

オリジナルビデオ『マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて』MICHAEL JACKSON: THE LIFE OF AN ICON

オリジナルビデオ『マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて』MICHAEL JACKSON: THE LIFE OF AN ICON (2011) 156min 301012 マイケルの映像はインタビューの合間合間に少しインサートされているだけ。 マイケルの家族や仕事関係の知…

映画『アウトレイジ』【評価】A 北野武

映画『アウトレイジ』(2010) 109min 【評価】A 291012 ヤクザの世界をストレートに撮っている。シーンのフェードアウトの仕方(カジノのカーテンを閉めながら暗転等)が印象的だった。 1人の下っ端チンピラが兄弟分のボッタクリバーに乗り込んで(騙されて?…

マンガ『銭 1-7巻』鈴木 みそ著 エンターブレイン

徹底的な取材でそのテーマの細部まで突っ込んで描いているマンガ。 お金、銭について細かい数字が並ぶのでそういうのが好きな自分好み。 時期によって絵が安定しない所もあるが(作者もあとがきで認めている)それも人間味があって良いと思う。 最終巻のオチ…

マンガ『わたしは働く うつ ウーマン』『入院しちゃった うつウーマン』安部 結貴 著 大葉 リビ まんが 小学館

一作目は、うつ病。二作目は、双極性障害について実体験を元にしたコラムまんがとなっている。 現在も病気と付き合いながら暮らしているそうだが、この本を作れるくらいには回復しているとの事。 症状が重かった当時の事を詳細に描いていて、うつ病の人やそ…

本『この世でいちばん大事な「カネ」の話』西原 理恵子著 角川書店

本『この世でいちばん大事な「カネ」の話』西原 理恵子著 角川書店 人って気候がよくて、食べる物に困らなければ、お金なんかそんなになくたってカリカリしないで暮らしていける これはタイに住んでると実感を持って同意できる。こっちの人は貧乏でも悲惨さ…

映画『ファイヤーボール』FIREBALL 【評価】B タナコーン・ポンスワーン

映画『ファイヤーボール』FIREBALL (2009) 90min 【評価】B 261012 この映画の見所はアクションではない。ましてやバスケでも無い。 低所得層団地やタラート(マーケット)、スラム、売春街、高架下のコートなどタイのリアルを描いている所が見所である。特…

本『拝金』堀江 貴文著 徳間書店

本『拝金』堀江 貴文著 徳間書店 事実を織り交ぜて書いたというホリエモンの小説。 固有名詞が実際の名称と似ているものを使っているので、容易に想像しやすい。 自身の経験を元に書いているので自伝的内容となっている。 内容は深くなく、軽い感じで読める…

本『リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術』本田 直之著 東洋経済新報社

本『リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術』本田 直之著 東洋経済新報社 前作「レバレッジ・リーディング」の内容をソーシャル時代に合わせて、ブラッシュアップしたという。 2011年3月発行だが、2012年10月時点ですでに…

映画『タイタンの逆襲』WRATH OF THE TITANS 【評価】D サム・ワーシントン

映画『タイタンの逆襲』WRATH OF THE TITANS (2012) 99min 【評価】D 170912 前作は未見で予備知識無しに鑑賞。 この映画はギリシャ神話を基にしているのでその辺の知識が合った方が楽しめると思う。 自分はこの分野の知識に疎いので、登場人物の関係性を把…

映画『バトルシップ』BATTLESHIP 【評価】C テイラー・キッチュ

映画『バトルシップ』BATTLESHIP (2012) 130min 【評価】C 030912 特に深く考えずにダラっと映画を観たい時に良い映画。いわゆる、アメリカ式エンタテインメント映画。 ツッコミ始めたらキリがないから止めとく。 ただ、砲撃戦はなかなか面白かった。アメリ…

本『レバレッジ・リーディング』本田 直之 著 東洋経済新報社

本『レバレッジ・リーディング』本田 直之 著 東洋経済新報社 この人のセミナーを聞いてるような感じの読感だった(セミナー行ったこと無いけど)。 速読では無く、多読を薦める内容。しかし、ただ多読すれば良いというわけでは無くこう言っている。 本を何…

映画『ジャックはしゃべれま1,000(せん)』A THOUSAND WORDS 【評価】C エディ・マーフィ

映画『ジャックはしゃべれま1,000(せん)』A THOUSAND WORDS (2012) 91min 【評価】C 170912 日本では劇場未公開映画。 エディ・マーフィは今作でも「らしさ」が出てるが、80年代から90年代後半までの全盛期を過ぎてからはパッとしなくなったと感じる。これ…