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観た作品や読んだ作品の記録

2011-01-01から1年間の記事一覧

PS3『Aliens vs Predator エイリアンvsプレデター』

PS3『ALIENS VS. PREDATOR エイリアンvsプレデター』 この作品のシングルモードは、人間編・エイリアン編・プレデター編と3つの主人公が用意されている。 各モードの特徴。 【人間(海兵隊)】 余談だけど少し前まで、海兵隊って活動は海だけだと思ってた。 …

PS3『MAFIA II マフィア2』

PS3『MAFIA2 マフィア2』 街の作り込みはなかなか。 人の動きや物体の反応は完璧とはいかないけど良くできてる。 車のボロボロ度や主人公のその時の服装がムービーにも反映されるのはすごいと思った。 でも各ムービー一つ一つ長いのが少し気になった。 ムー…

本『困ってるひと』大野 更紗著 ポプラ社

本『困ってるひと』大野 更紗著 ポプラ社 久しぶりに一晩で一気に読んだ本。 突然、原因不明の難病に侵されそれまでやってきた生活を全て停止せざる負えなくなる恐怖。 考えてみるだけで惨い。 そして、読んでいる途中少し泣いた本でもある。 著者は入院し通…

映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』 【評価】D 森本慎太郎

映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』 【評価】D 030911 よくある年寄りの回想で物語が進むパターン。 これ、タイタニック以降頻発してるけどもうお腹いっぱいだよ… 貧富の差が激しい禁じられた恋。 この設定も使い古されてるよなー 犬(チビ)は…

映画『バンコク・カンフー』Bangkok Kung Fu บางกอกกังฟู 【評価】B マリオー・マウラー

映画『バンコク・カンフー』Bangkok Kung Fu บางกอกกังฟู 【評価】B 010911 公開初日に観てきた。 アクションコメディだが、ほぼコメディとして観た方が良い映画。 アクションは時々しか出て来ないし、しょぼい+CG多用。 アクションを期待して見ると肩透かし…

本『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』 山本 敏行著 ソフトバンククリエイティブ

本『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』 山本 敏行著 ソフトバンククリエイティブ 270811 綺麗事(社員が一番!)や自慢(こんなことができましたー)ばかり書いてあって、 自社の宣伝本の範疇は超えてないという印象を受けた。 最後の方…

映画『HINOKIO ヒノキオ』【評価】C 中村雅俊

映画『ヒノキオ』 (2004) 111min 【評価】C 190811 ゲーム世界とのリンクっていう設定が余計に感じられた。 この設定を使わずにストーリーを進めていけたらもっと素直に楽しめたと思う。 ゲームうんぬんが出てくると少ししらける。 映画が製作されて数年する…

映画『花よりもなほ』【評価】D 岡田准一

映画『花よりもなほ 』(2006) 127min 【評価】D 180811 江戸の庶民の暮らしを描いた時代劇作品で、 侍は出てくるが殺陣はほぼ出て来ない。 何をしたかったのかがイマイチ伝わって来なかった。 言ってみれば特徴の無いまさに日本映画。 最後に実は強かったん…

映画『怪談』【評価】B 尾上菊之助

映画『怪談』 (2007) 119min 【評価】B 250811 新吉(尾上菊之助)よくモテるなー 今の女が死んだらすぐ次の女がすり寄ってくるw あまり怖くは無いが、怪談話としてはありだと思った。 白黒時代の往年の役者が演じる時代劇っぽさが 感じられる。 ラストの殺…

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』【評価】C 木村拓哉

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010) 138min 【評価】C 120811 3.11前の映画だが、今見ると「放射能除去装置」とか「~シーベルト」とか 現実的だな。 原作アニメは未見だが、そんな自分でも詰め込みすぎて展開が早いと感じた。 色々と端折ってる感じもし…

本『怪しいアジアの怪しいニュース』クーロン黒沢、リン外川 、梅本善郎著 ワニ文庫

本『怪しいアジアの怪しいニュース』クーロン黒沢、リン外川 、梅本善郎著 ワニ文庫 タイ、ベトナム、カンボジアのいわゆる三面記事(B級ニュース)を翻訳して、 その生々しさ、下衆さ、グロさを伝えてくれるのが本書。 日本じゃありえない展開が盛りだくさ…

本『タイ語の本音』 下川 裕治著 バンコクポルタ

本『タイ語の本音』 下川 裕治著 バンコクポルタ 2002年に双葉社から文庫化された『タイ語でタイ化』を加筆・訂正したものだと言う。 簡単に言うとちょろっと加筆して金が欲しかったっていうところかな。 文庫なのに定価が290バーツ(約760円)もして高いし……

映画『深海獣レイゴー』【評価】E 林家しん平

映画『深海獣レイゴー』(2007) 81min 【評価】E これは完全に監督の自己満足映画だな。 戦艦大和の描写は安っぽいCG。 セリフが自然ではなく台本そのままって感じ。 シーンの繋ぎがスムーズじゃない。 最後の方に出てくる意味不明な歌舞伎。 メインの怪獣も…

映画『荒神』DUEL 【評価】D 大沢たかお

映画『荒神』DUEL (2002) 79min 【評価】D 登場人物は、たったの3人。 場面は、寺の一室のみ。 この限られた人物、空間で繰り広げられる闘い。 侍が登場する時代なのに映像はスタイリッシュでセリフも時折、現代風になる。 そこが狙いなんだと思うが、観…

映画『キック・アス』KICK-ASS 【評価】A アーロン・ジョンソン

映画『キック・アス』KICK-ASS (2010) 117min 【評価】A 030711 タイトルが下品な言葉かと思いきや、kick assって「かっこいい」っていう意味を持っているらしい。 B級映画とみせかけて、じっくり練られたプロット。 そこかしこに出てくる歴代のスーパーヒー…

映画『ZERO:9/11の虚構 私たちはまだ何も知らない』ZERO: AN INVESTIGATION INTO 9/11 【評価】D

映画『ZERO:9/11の虚構 私たちはまだ何も知らない』ZERO: AN INVESTIGATION INTO 9/11 (2007) 105min 【評価】D 280611 ニコニコ生放送タイムシフトで視聴。 どちらかというと映画より、本編終了後の討論が面白かった。 顔ぶれはこんな感じ。 【第2部】23:2…

映画『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』【評価】D 金城武

映画『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』 (2008) 137min 【評価】D 290611 バルクール風アクション映画(和製YAMAKASHI?)。 怪人二十面相自体のストーリーを知らなかったので、こんなものかと。 登場人物の演技は、コメディ風でちょっとおおげさ。 金…

映画『デビルマン』DEVILMAN 【評価】E 那須博之

映画『デビルマン』DEVILMAN (2004) 116min 【評価】E 270611 酷い酷いとあらゆる所で酷評されていた作品なのでどんだけ酷いのか逆に興味を持ったので観てみた。 参照サイト→アンチ『デビルマン』リンク 結果は…酷すぎる! 演技・脚本が中学生の演劇レベル、…

映画『12人の優しい日本人』【評価】A 豊川悦司

(1991) 116min 260611 日本の裁判員制度が始まる18年前に作られた映画。 ちなみにアメリカの陪審員制度を元にしている。 日本人の特徴をそれぞれの登場人物がデフォルメして演じている(舞台風)。 場面場面に決め台詞があってそこで意外性のある笑いを提供…

映画『提督の戦艦』ADMIRAL 【評価】B コンスタンチン・ハベンスキー

映画『提督の戦艦』ADMIRAL (2008) 119min 【評価】B 210611 史実に基づいているので、ほとんど知らなかったロシア帝国からソビエト連邦への変遷がわかった。 不倫相手の女は、一時期のマイケルに似てるなーって思った。 でもこの女性は清々しいほどの屑とし…

映画『夏物語』ONCE IN A SUMMER【評価】D イ・ビョンホン

映画『夏物語』ONCE IN A SUMMER (2006) 116min 【評価】D 150611 うーん、イ・ビョンホンのどこがいいのかわからない。 どちらかと言えば大根役者寄りだよこの人。 相手役の女性もなかなか酷い演技。 そして、ストーリーは平凡。 後半ちょろっとテンポよく…

映画『ギミー・ヘブン』【評価】C 江口洋介

映画『ギミー・ヘブン』 (2004) 121min 【評価】C 110611 共感覚をテーマにした映画。 この映画を観るまでは、共感覚という言葉を知らなかった。 こういうテーマで映画を作る(一般的でない現象)のも良いが、この映画はちょっと小さくまとまりすぎかな。 テ…

本『完本 エヴァンゲリオン解読』北村 正裕著 静山社文庫

本『完本 エヴァンゲリオン解読』北村 正裕著 静山社文庫 私は、劇場で「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を観てエヴァファンになっただいぶ後発組である。 そんな自分の中にあった多くの疑問をこの著者は解決に導いてくれた。 【印象に残った項】 ・ゼーレと…

映画『地球が静止する日』THE DAY THE EARTH STOOD STILL 【評価】C キアヌ・リーヴス

映画『地球が静止する日』THE DAY THE EARTH STOOD STILL (2008) 106min 【評価】C 190511 「地球の静止する日」のリメイクである「地球が静止する日」。 助詞が「の」から「が」に変わった本作品。 うーん。リメイクがオリジナルを超えられていない典型的な…

映画『ラオ・ソーンサーム・コン』That Sounds Good เราสองสามคน 【評価】D

映画『ラオ・ソーンサーム・コン』That Sounds Good เราสองสามคน 【評価】D 190511 ロードトリップムービーとして旅先の風景や人物の表現は楽しめた。 陸路での数カ国、国境越えも面白そうだなー。 しかし、如何せん旅する仲間たちのキャラクターが弱い。 せ…

映画『ジョニー・イングリッシュ』JOHNNY ENGLISH 【評価】B ローワン・アトキンソン

映画『ジョニー・イングリッシュ』JOHNNY ENGLISH (2003) 87min 【評価】B 190511 さすがローワン・アトキンソン。 全ての行動が悪い方向(失敗)するという人物をミスタービーンの喋るバーションで演じている。 生粋のコメディアンだと思った。 途中、寿司…

映画『フォーン・ブース』PHONE BOOTH 【評価】B コリン・ファレル

映画『フォーン・ブース』PHONE BOOTH (2002) 81min 【評価】B 150511 アイデア勝ちだな。 ロケ地がほぼ一か所なのになかなか飽きず面白い。 「俺はこの電話ボックスが好きで出たくないんだ!」っていう所は吹いた。 この映画の一番盛り上がるシーンだな。 …

映画『阿修羅城の瞳』【評価】C 市川染五郎

映画『阿修羅城の瞳』 (2005) 119min 【評価】C 市川染五郎 120511 時代劇をエンタテイメント風に仕上げた感じ。 アクションをもっと本格的にやって欲しかったな。 市川染五郎の殺陣は歌舞伎仕立てだから魅せる殺陣って感じがした。 宮沢りえの殺陣は、魅惑…

本『Ustreamと超テレビの時代 ~ユーザーライブ中継の威力~』山崎 秀夫著 インプレスジャパン

本『Ustreamと超テレビの時代 ~ユーザーライブ中継の威力~』山崎 秀夫著 インプレスジャパン この本は、2010年6月発売。 発売当時に一回読んだ記憶があるが、その時はここまでUstreamが一般的になるとは思わなかった。 以下、気になった部分を列挙する。 ・…

本『14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に』宮台 真司著 世界文化社

本『14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に』宮台 真司著 世界文化社 自分が14歳の時にこれを読めていたら、自分の中での概念的な問題がだいぶすっきりしていただろうなと思った。 社会学というものに触れる時、その初めの一歩(読み物)として最適…