本『怪しいアジアの怪しいニュース』クーロン黒沢、リン外川 、梅本善郎著 ワニ文庫
タイ、ベトナム、カンボジアのいわゆる三面記事(B級ニュース)を翻訳して、 その生々しさ、下衆さ、グロさを伝えてくれるのが本書。
日本じゃありえない展開が盛りだくさんで、読んだ人が 「さすが東南アジアだな」っていう感想を持つ事間違いない。
1つ気になったのは、270ページの「サバーイ」という言葉。 この項はカンボジアの記事についてなのだが、なぜだかタイ語で 「気持ち良い」を意味する「サバーイ」が突如出てくる。 自分はタイに住んでいるから意味がわかったが、一般の読者でどれくらいの 人が意味をわかって読めるのだろうかと気になった。
全体的に面白かったので他の “怪しいアジアシリーズ”もぜひ読んでみたくなった。
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