レビュ人

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マンガ『デラシネマ 1-8』星野泰視 著 講談社

本物の映画を作りたいという2人の若者が戦後すぐの封建的撮影所にて奮闘する話。

伏線もちゃんとしていて、撮影所という日本独特な方式による映画の作り方が見られて面白かった。

実在の監督や俳優を題材にしているのも良い。

だがしかし、ラストは完全に尻すぼみで打ち切り的な終わり方が納得いかない。

そこまで力を込めて描いていたのに終盤一気に駆け抜けてしまい虚無感を感じた。

「デラシネマ 打ち切り」でググると何か事件せいのある理由がありそう。非常に残念だ。

カメオ出演だけじゃなくて、宮藤と一緒に本当の映画を作って欲しかった。

デラシネマ(1) (モーニングコミックス)