AmazonAudibleで読了。
この記者の執念がすごかった。
警察が勝手にストーリーを作って連続殺人犯に仕立て上げた容疑者。
その容疑者の供述や背景に疑問を持って、緻密に当時の証言者や現場の取材。
お金になるかわからないのに真実を求める記者根性を感じた。
DNA鑑定が始まったばかりの頃の事件でまだ信頼性の劣る結果による冤罪。
コンタミ(コンタミネーション)という言葉を初めて知った。
最後に著者が娘を事故で亡くしたと明かしており、それが幼女連続殺人事件解明の原動力になっていることは想像に難くない。