(2014) 169min 050615
自分が近年観た作品の中で間違いなくベスト3に入る作品。2位かな。
全く予備知識無く観たのだが、エンドロールの最初にクリストファー・ノーランという名前が出てきて、「あぁ、やっぱり自分はこの監督のテイストが好きなんだな」と改めて感じた(自分の中で近年ベスト1作品が「ダークナイト」)。
この映画は過去の宇宙作品物へのオマージュが多く取り入れられている(自分的解釈だが)。
「2001年宇宙の旅」宇宙船ロボットHAL(ハル)→全体的テイスト&TARS
「トータル・リコール」火星で宇宙ヘルメットが外れて苦しむシーン→アンモニアが多い星で宇宙ヘルメット割られて苦しむ
「アポロ13」宇宙船内で火災発生→母船への被害が多大に出た後のドッキング
「アルマゲドン」人類滅亡から人類を救う→人類を救うために移住先を探しに行く
「エイリアン2」自分の年齢を子供が超えてしまう→同じ
「コンタクト」宇宙人の出てこない人間ドラマ&マシュー・マコノヒー出演→同じ
「フィールド・オブ・ドリームス」父と息子の関係性&野球場→同じ
こうやってみると、元ネタに出てくる映画が結構分かるくらい昔は映画よく観ていたなぁ。最近はあまり見てない…
雨が降らなくなって、食料危機に貧した少し未来の地球が舞台。軍隊も無くなったらしい。
最初は、幽霊的な話が出てきてそっち系かーと思ったりしたけど、後半でどんどん伏線を回収していく所に感動を覚えた。
5次元世界観という少しぶっ飛んだ考えだが、それをうまく納得させるような映像表現できている所が素晴らしい。
特に宇宙では時差があって、それが地球に住む家族と宇宙飛行士達との間に年齢の差異が見られるのも面白い。
変に宇宙人等の未知の生物を出して来なかった所も評価できる。純粋に宇宙を自然と人間で表現していたので理解しやすかった。
海はあるけど、巨大な波が定期的に発生する星とか、かなり現実的。
最後のオチも本当納得できるし、作ろうと思えば次回作も作れる内容になっていて最高。
オススメ作品。
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