(2006) 141min 050813
栗林中将の演説シーンからの万歳三唱への流れが印象的で良かった。
その後、もう一回万歳シーンがあったが外国人監督(クリント・イーストウッド)がよく撮ったなという感想。日本人の自分が見ても違和感が無いというか衝撃的なシーンを見事に表現している。
この映画を観ていると自決、逃亡、未遂、投降、玉砕、突撃、覚悟などの様々な2文字熟語が頭の中に浮かんできた。
全体を通して、硫黄島の戦いについて自分の中で今までイメージしていたモノに近い映像化だったのが驚き。よくある外国人から観る日本兵というステレオタイプを一切排除し、忠実に日本の事を勉強して作ったんだなというのがよく伝わってきた。
今作は戦争映画の秀作と言って過言では無いだろう。
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