今作は共著では無く、全編下川氏による文章。
60歳になっても未だ、バックパッカーや貧乏旅行者のような旅を続けてくれている稀有な存在である。
話は陸路の国境が開放されたばかりのミャンマーが多い。
しかも、バスが横転する事故にも遭遇しておりその道の事故率の高さが伺える。
下川氏はやはり編集や共著でお茶を濁すのでは無く、自分で書いてこその作家だと再認識した。
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