【Kindle Unlimited】で読了。
自分はオードリーのラジオを毎週欠かさず聞いているのでこの本の著者ツチヤタカユキの名前はよく知っている。
その彼のこれまでの人生記というか遺書のような作品。
彼の才能は特にオードリー若林に認められていて、ラジオやテレビで彼の事をネタに何度も話をしていた。
そんな彼を可愛がっていた若林の元も人間関係に悩んで離れていったのには当時リスナーとして大いに驚いた。
笑いのネタのみを毎日考え続けるという人間離れの作業は、ある意味彼にしか出来ない芸当だったと思う。
実際、人間関係を気にしている人はここまでネタのみに生きることは到底無理だからである。
だから、そんな自分に潜む笑いを突き詰めたいという思いをカイブツと表現したのにはしっくりきた。
想いを素直に文章にしているから、読み手のこっちも共感し易かった。
荒いが本心を殴り書いている感じ。
また、漫画化もされているとの事。