レビュ人

観た作品や読んだ作品の記録

本『北関東「移民」アンダーグラウンド ベトナム人不法滞在者たちの青春と犯罪 (文春e-book)』安田 峰俊 著 文藝春秋

AmazonAudibleで読了。

元々中国関係の取材をしていた著者の安田氏。

昨今、日本に来る出稼ぎ労働者(名前だけの技術実習生)の出身国が中国からベトナムになってきているという事でベトナム人コミュニティを自分の足で取材して生の声を聞いている。

多くの技術実習生が任期満了前に待遇や人間関係に不満を持ち脱走し、ボドイになっている現状。

低賃金で奴隷労働。

繁華街が無い田舎の町に軟禁状態という環境では仕方が無いと感じる。

そういう環境しか用意できないこの制度の問題でもあるだろう。

shueisha.online

著者は最後に今後15年くらいでベトナム人は来なくなると言っている。

だが、それは中国からベトナムに国が変わったように、発展途上国の発展具合によりカンボジアやミャンマー、ネパールが後に続くだけ。

この奴隷制度自体が根本的に変わらない限り不良外国人は来日し続けるのである。

北関東「移民」アンダーグラウンド ベトナム人不法滞在者たちの青春と犯罪 (文春e-book)

 

 

マンガ『成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです 1-21 (MFC)』橋本 良太 画,時野 洋輔 作,ちり KADOKAWA

転生モノで2人の女神さまから1個ずつチート加護をもらってるのがユニーク。

獣人の女の子が可愛い。

そして、主人公が良いやつなのがポイント高い。

成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです 1 (MFC)

 

マンガ『オーバーロード 1-19』深山 フギン 画,大塩 哲史,丸山 くがね 作,so-bin KADOKAWA

ゲームプレイヤーがゲームの世界に入る設定。

最強の魔王としてめっちゃ強い魔族たちを従える。

他の作品と少し違ってるなと感じるのは、プレイヤーなのに人を殺すことにあまり躊躇が無いこと。

魔族だから当然ではあるが、プレイヤーの心を持ってるとモンスターは殺すけど人はほとんど殺さないことが多いので新鮮だった。

オーバーロード(1) (角川コミックス・エース)

 

マンガ『この勇者、元魔王につき 1-4 (デジタル版ガンガンコミックス)』天那光汰 作, 雨本明之 画, 沢田ふろぺ 構成 スクウェア・エニックス

さぁこれからいくぞって時にいきなり打ち切りエンド。

ここから盛り上がりそうだったので残念。

この終わり方なら読まない方が良かった。

この勇者、元魔王につき 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

 

マンガ『今日も来たんすか、依田先輩。 1 (角川コミックス・エース)』黒河 佑弥 著 KADOKAWA

年子で姉と同学年の関係なので1歳違いだが、ジャンルとしてはおねショタ向けの作品。

両想い感がすごいのでハッピーに読める。

今日も来たんすか、依田先輩。 (1) (角川コミックス・エース)

 

マンガ『純猥談 1-5』田川とまた 画 純猥談編集部 作 講談社

まず、タイトルが興味を惹くので秀逸。

恋愛に関する短編ストーリー集。

どの話もとてもリアルで男と女(男と男)の様々なタイプの恋愛模様が描かれる。

特に心理描写が読み取りやすかった。

純猥談(1) 一度寝ただけの女になりたくなかった

 

オリジナルビデオ『マードック家殺害事件: 法曹一族の裏の顔』Murdaugh Murders: A Southern Scandal

Netflixで視聴。

アメリカの地方の3代続く弁護士や検事一家。

その一家のバカ息子が起こした事件をなんとか揉み消そうとするマードック家が胸糞。

自分たちの名誉の事しか考えておらず人殺しも厭わない一族…

そして最後は自分の家族も。


www.youtube.com

オリジナルビデオ『アメリカン・ナイトメア: 誘拐事件はなぜ"狂言"と言われたのか?』American Nightmare

Netflixで視聴。

管轄の警察署とFBI捜査官の決めつけが酷すぎる。

最初から全部被害者たちの狂言と決めつけろくに捜査をしていない…。

全く信じてもらえない被害者たちを思うと胸が苦し過ぎる。

運よく他の捜査をしていた善良な女性警官によって真犯人が見つかったけど、もしそれがなかったら…。

 

本『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界 (幻冬舎新書)』峯村 健司,小泉 悠, 鈴木 一人,村野 将,小野田 治,細谷 雄一 著 幻冬舎

AmazonAudibleで読了。

ロシアによるウクライナ戦争後に専門家が集まって対談したものを文字起こししたのが本書。

内容的にはそこまで目新しい情報は無く、各々それぞれの考えを披露している感じ。

結局2024年1月現在でもまだロシアはウクライナへの侵攻を続けている。

停戦の兆しも全くない状況である。

個人的には中国による台湾侵攻があるのかどうかが気がかり。

ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界 (幻冬舎新書)

 

 

本『マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで』橘玲 著 幻冬舎

AmazonAudibleで読了。

マネーロンダリング指南本ではなく、マネーロンダリングはどんな事象なのかというのを解説した内容。

まぁ、関係あるのは富裕層とか反社みたいな人だな。

自分が一生関わる事が無い世界。

割引債というものがあるのを初めて知った。

ja.wikipedia.org

マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

 

 

オリジナルビデオ『ナイト・ストーカー: シリアルキラー捜査録』Night Stalker: The Hunt For a Serial Killer The Intellectual Property Corporation

Netflixで視聴。

高齢女性から少年少女までレイプ、殺人を十数回繰り返した殺人魔。

恐らく犯人としてバレていない殺人もあるだろうね。

遺留品を多く残し、悪魔を崇拝していたというのが特徴的。

殺さないで見逃している被害者もいる…。

そして、生存者としてこの作品で証言を残してくれている。

どれだけ悲惨な出来事だったかを想像すると惨い。

また、日系人のデイル・オカザキさんも被害者に。

ja.wikipedia.org

 



本『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 (講談社文庫)』森功 著 講談社

AmazonAudibleで読了。

積水ハウスかアパホテルか忘れたが、どちらかの事件で初めて知った地面師という輩の存在。

その地面師たちがこれまで起こしてきた事件を紹介している。

偽造書類は結構ミスがあったりして、詐欺発覚しそうな所も、早く取引を終わらせたい・複数人が関与していて責任が曖昧といった心理テクニックを使用して乗り切れたりするところに小賢しさを感じた。

ja.wikipedia.org

地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 (講談社文庫)

 

 

映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』JOHN WICK: CHAPTER 4 【評価】A ビル・スカルスガルド

Netflixで視聴。

侯爵役のビル・スカルスガルドがめちゃくちゃ嫌な奴を表現できていて良かった。

どこかで見たことあると思ったら新生イットのペニーワイズ役やってたのね。

前半の日本シーンは敢えて外国が考える日本っぽくしていると感じた。

リアルさよりオリエンタル雰囲気重視。

アクションの質は剣(刀)を使うシーンが増えて、攻撃待ちが起きていたので少し残念。

ドニーイェンの盲目殺陣、有り得なさ過ぎるけどそれなりに成立していたと思う。

ウィックのパリで追跡者と闘うシーン、上から俯瞰撮影の火炎放射銃がめちゃくちゃ格好良い。こんな表現の仕方は映画界で初だと思う。

そして、ラストは本当に死んだのか…と思うくらい。

エンディング後にもおまけでケインを狙うアキラの演出も謎が残る。

結局主席連中は出て来ずなのか?

儲かるから前日譚とか続編出そうだけど(笑)。

ジョン・ウィック:コンセクエンス DVD(特典なし) [DVD]

 

 

オリジナルビデオ『エリーゼ・マツナガ: 殺人犯が抱える心の闇』Eliza Matsunaga: Once Upon a Crime Boutique Filmes

Netflixで視聴。

インタビューで墓場まで持っていく秘密があると言っている。

これは誰か(共犯?)を庇っているのだろうか…

不倫から始まった被害者との生活。

結局、不倫する人は繰り返すのが定番だね。