(2012) 106min 190917
主人公の大男風情がアイスマンの名前に非常に似合っていた。
彼はカナダのプロテニスプレーヤーラオニッチに顔が似てる気がする。
この作品は1960年代~1986年に逮捕されるまで実在していた殺し屋通称アイスマンの話である。
セットはその時代の雰囲気が良く出ていて、冷徹な殺し屋の仕事の魅せ方も良かった。
殺し屋なのに家族を持つという主人公の葛藤もよく伝わってくる。
ただ、約20年近くも家族に自分が殺し屋という事を隠せるものなのかなとも思った。
実は家族は知っていたんじゃなかろうか。
自分の家族と近所の人間にはビジネスマンだと言っていた。妻は夫の異常な行動があっても疑うことがなかった(詳細はバーバラが出版した著書「Married to the Iceman」に書かれている模様。94年出版だが現在は品切れになっている)。彼が真夜中の変な時間に仕事のために呼び出されたり、仕事についてほとんど話さないにも関わらず、である。 妻と子供は、ククリンスキの本当の仕事がなんであるのかを全く知らなかった。傍目から見れば、ほぼ完璧な家族だと言えた。彼は旅行することを嫌がり、できるだけ早く帰ってくるようにしていた。それから、家族とはいつも一緒に行動し、目を離さないようにしていた。復讐や誘拐を恐れていたのであろう。 アイスマン マフィアの殺し屋① - シネマの舞台裏
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