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映画『探偵はBARにいる』【評価】B 大泉洋

映画『探偵はBARにいる』 (2011) 125min 【評価】B 040113

探偵ものは主人公のキャラが成功の鍵を握っていると思っているので、大泉洋の起用はなかなか合っていたと思う。特に海上観光船乗り場の待合室から電車で戻るシーン、仕草や表情での演技とても良かった。

しかし、この映画は日本なのに銃がバンバン出てくるのはリアリティを損なっていた。 アメリカの銃社会じゃないんだから。逆に女性の露出が多いのは大衆娯楽作にしては挑戦的で評価できるけど。

松田龍平のメガネ姿は、どうしても安田顕ヤスケン)に見えてしょうがなかった。メガネを取ると松田なんだよね。不思議。

あと、観終わってから知ったが加藤役って高嶋政伸がやってたんだな。わからないくらい顔のイメージが変わってた。そもそも悪役をやるイメージが無いから自分には想定外すぎた。余談だけど「離婚できて良かったね」。

舞台は北海道という事で、ザ・北海道という名所が良く出てくる(ススキノ、観覧車、時計台、クラーク像、海上観光船乗り場の待合室など)。製作委員会はロケ地による観光誘致も視野に入れてるんじゃないかな。

社長役の西田敏行、ヤクザ役の松重豊石橋蓮司と「アウトレイジ」の面々が思い出せれる映画でもあった。