(2015) 128min 290816
全編女性メインのザ・女性映画。
4人の若い女性がメインでどの子も個性的であり魅力的であった。
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の中堅どころと1番若手で絶賛売り出し中の広瀬すずの組み合わせが完璧である。
特にすずは自然体でありながら、どこかで自分の境遇を悩んでいるという役柄を見事にこなしていて素晴らしい。
この作品は彼女の代表作になるだろう。世間で人気が出るのもよくわかる。
また、脇を固めるのも樹木希林、風吹ジュン、大竹しのぶというベテラン女優陣で隙が無い。
ここまで書くと役者のネームバリューでその作品の良し悪しが決まると思っていると思われそうだが、そうではない。
各人がそれぞれ適役にハマり、ストーリーの盛り上げ、完成度等の全体を見てそう思ったのである。
舞台が鎌倉でよく知っている場所がちょくちょく出てきて、個人的に親近感もすごく持てた。
ただ、人間関係がちょっと複雑で分かりにくいとこがあったのだが、これは監督による観客への自分で察しろというメッセージだろうか。
初見の人は原作を読んでいないとついていけない所があると思う。
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