どこかで面白いと話題になっていたので買ってみたら確かに面白かった(珍しい)。
特に映画好きを楽しませる内容になっている。
主人公が想いを寄せる女性は究極の映画オタクで、映画以外の事には全くと言って良いほど無関心。
そんな彼女へどうやったら近付けるのかを純粋な心でアレコレと試行錯誤する様が粋だった。
一つ気になったのは主人公の友人である医者の卵君が、彼女の事を何という病気と判断したのか。
最後まで明かされなかったのですこしモヤッた。
あと、舞台となったレンタルビデオ店という業態。
これも何十年後かには今の貸本屋みたいに誰もそんな店知らないような扱いになるんだろうな。
流行のメディアというのは常に変化していく。
最近は専らインターネットによるビデオ・オン・デマンドが主流になったね。