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マンガ『女帝花舞 1-28』倉科 遼 著 和気 一作 画 グループゼロ

完全にハマってしまい前作の「女帝」全24巻とこの「女帝花舞」全28巻を続けて3日間で全部読んだ。

一貫して彩香が経験した事を娘の明日香が再度同じように経験していく流れなので、ストーリーが読めてしまうのが残念。

母=女帝を超える為に京都で芸姑になった明日香だけど、読み手からすると最後まで母は超えられては無い印象。

肝心の最後のオチが弱いとも思った。今まで散々デカイ事をしてきたのに、小じんまりとした終わりとなってしまった(内容のスケールは国際問題として大きいけど、マンガのストーリー的には弱い)。

ハッピーエンドかぁ。

女帝の時は銀座の世界を知れたように、今回は京都の芸の世界を垣間見れたのは勉強になった。

舞妓さんと芸姑さんの違いや、しきたり、習慣、特に京ことばは読んでいるうちに自分も使ってみたくなるほど印象に残った。

女帝花舞 1