レビュ人

観た作品や読んだ作品の記録

本『キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代』池田 紀行著 アスキー新書

本『キズナマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代』池田 紀行著 アスキー新書

ソーシャルメディアマーケティングは、魔法の杖ではない。”

これが、この本の著者が一貫して主張している事である。

ソーシャルメディアマーケティングは、広告を代替するものになる…否 低コストで顧客とコミュニケーションがとれるようになる…否 短期的な売上をつくる「売り場」…否 消費者と中長期的なコミュニケーションをする中でキズナを醸成する「糸電話」…可

広告主の考えと実際のソーシャルメディアマーケティング現場とでは、 考えに大きなかい離があるそうだ。 確かに自分もそう思う。 ただのサイトの更新情報を垂れ流すだけで「中の人」が見えないツイッターのアカウントやフェイスブックのファンページに、業績を上げるような効果があるとは全く思えない。 企業としてソーシャルメディアをやるからには、しっかりとしたルールやガイドブックを作って、関わる人の意識をなるべく一つにしなければならない。完全にギチギチにしてしまうと面白みが無くなり、逆効果だがその塩梅を見極めるのがマーケティングである。 この本を読んでそう思った。

キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書)[amazonjs asin="4048685619" locale="JP" title="キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書)"]