清原がなぜ無冠の帝王と言われていたのか、その理由が書かれている。
チームプレイ、相手の投手の決め球を仕留める4番の仕事に徹していたからという事。
ホームランを狙おうと思えば狙えたが個人の記録よりチームの勝利を常に考えていたのである。
そんな彼が薬物に手を出したのは、やはり西武から巨人に移ってからの満足な成績が出せなくなった頃だろうな。
そして、度重なる怪我にもやられ…
1996年 西武からFAで巨人に移籍 1997年ごろ シャブ初体験
清原さんについては、西武時代から薬物をやっていたという噂もありますけど、私といるときは絶対にやってなかった。私のように夜の仕事をしていると、そういうお客さんも来るのでクスリをやっている人というのはなんとなく分かります。私は所沢の彼の家にも行ってましたし、大概のことは分かります。毎週土曜日の朝に着いて、月曜日の午後には新幹線で帰る生活でしたから、彼がクスリに手を染めるようなことは絶対になかった。ただ、巨人に移籍後、「えっ」って思ったことがありました。おかしいっていっても精神状態の話で、本当に時々口からふぅーって魂が出るぐらい病んでるような感じだった。