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本『歴史と人口から読み解く東南アジア (扶桑社新書)』川島 博之 著 扶桑社

AmazonAudibleで読了。

中国の一帯一路が習近平の単なる思い付きで中国の不動産バブルが崩壊したら海外への投資は撤退するとハッキリ述べていて興味深い。

確かに中国の文化や言葉が周辺の島しょ部に根付いておらず大陸志向であるというのはなるほどなと感じた。

ベトナムはアジアで唯一中国文化圏だが、中国が大嫌いだというのも面白い。

また、ベトナムは歴史的に女性の地位が高いというのも初耳だった。

ただ、おそらく著者がベトナムの専門家?という事で好意的立場になっているというのも注意。

ミャンマーについてはアウンサンスーチーのノーベル平和賞が如何に現実に沿っていないかについて語っており、多数の部族が存在し過ぎて国の平定は数十年先もならない見込みとの事。

歴史と人口から読み解く東南アジア (扶桑社BOOKS新書)