2019年に書かれた本。
まだ筒香や秋山、鈴木誠也、吉田、千賀、藤浪が渡米する前。
彼らがメジャーでどんな活躍をするかデータ的に解説しているが結構当たっていた。
筒香は懸念されていた速い球が打てなかったし、秋山は年齢と守備の衰えで活躍できなかった。
鈴木誠也は故障さえなければの通りだし、吉田は背が低いながらも得意のバットコントロールで打率0.289とまずまずの成績を残した。
そして、特筆べきは千賀である。スピードがあり、変化球も巧みとの事で個人で一番多くページを割いて解説されている。
結果はお化けフォークでメジャーを席巻し新人ながらいきなりオールスター選出。
この年は29試合に登板し12勝7敗、リーグ2位の防御率2.98、202奪三振[281]、リーグ4位の奪三振率10.93[282]という結果を残した。また記者投票では新人王投票2位[283]、サイ・ヤング賞投票でも7位[284]に入った。
また、藤浪もメジャー向きスラット・スプリット型という事でポテンシャルがあると予言していた。