レビュ人

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本『求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男』竹澤恒男 著 彩図社

Kindle Unlimited】で読了。

タイの無料情報誌「DACO」で連載していた獄中記をまとめたもの。

私はDACOが無料の時代に自宅まで送付してもらっていたのでいつも読んでいた。

連載されていたものをまとめてるからなのか、同じ説明の繰り返しや時期背景の前後不順があったりした。

 

著者がタイで捕まるまでの人生を知ると全く同情できないと感じた。

何でこんな人に支援者が付くのか、在タイ領事の反応の方がまともではないか。

領事の対応が悪いと何回も言ってはいるが、犯罪を犯しているのは事実でそこに手厚い対応を求める方が酷である。

事件や事故に巻き込まれた法人救護とは別の話。

今までやってきた犯罪を並べ淡々と告白している。

偽装結婚なんか犯罪のうちに入らないような書き方。

既に日本では数回刑務所にも行っている素行の悪さ。

関心できるところは律儀に刑務所内の出来事を記録している所くらいだろうか…

まぁ、正直それも金になったからやっていたのだろう。

求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男