(2018) 144min 200920
Netflixで鑑賞。
全く同じ題材で「ウトヤ島、7月22日」があるが、そちらは主に島での銃撃シーンがメインであり島で終わるが、こちらの作品は銃撃後の裁判がメイン。
生き残った被害者の心理、被害者の家族の心理、77人を殺害した犯人を弁護しないといけない弁護士の心理、犯人の心理、首相の苦悩がそれぞれよく描かれていた。
特に犯人役の俳優さんは迫真の演技で被告を演じており、現実世界と妄想世界の区別がつかない人がその俳優を襲ってもおかしくないなーとも感じた。
それくらい、被害者に感情移入できる内容だった。
ノルウェーの民主主義は最先端をいっており、とにかくどんな犯罪でも権利を守っているのが印象的。
極右はそういう所には目を向けないでひたすら己の信じる理想の優生思想的なものを追い求めてるんだなと思った。